二重

イスラエル核の議論に注目IAEA理事会開会

2010/06/07 18:27

【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)の定例理事会(日米など35カ国)が7日、ウィーンのIAEA本部で5日間の日程で始まった。約20年ぶりに議論されるイスラエル核問題に注目が集まるが、各国の立場は隔たりが大きく、進展があるかは不透明な情勢。一方、ウラン濃縮活動を拡大するイランの核問題では、同国と欧米との攻防が本格化する。イスラエルの核保有は公然の秘密で、中東の不安定要因となってきた。同国軍がパレスチナ自治区ガザへの支援船団を急襲した事件も踏まえ、中東諸国はイスラエルへの非難を強める構えだ。一方、親イスラエルの米国などは議論自体に反対の立場。「議論しても各国の意見表明で終わる」(IAEA外交筋)との見方が強い。IAEAの天野之弥事務局長はイスラエル核問題について「各国が立場を明らかにすること自体が(解決に向けた)前進だ」としている。

【共同通信】